シングル「オマエノロイ」 
            (4曲入/プレスCD)定価 525円(tax in) 
            少年性と少女性、狂気と情念で彩られた混沌とした楽曲で、インディーズシーンを席捲中のバンド、ぐしゃ人間。 
              今年の11/15に、「mf247」でダウンロードを開始した「パラ●ンピック」がWeekly mFチャート[ノンジャンル/アヴァンギャルド]にて、ダウンロード数3週連続1位を記録する等、気持ち悪い外見、楽曲にもかかわらず彼女達の勢いは止まらない。 
            2007年2月にCD-Rでリリース、一時期品切れ状態が続いていた『オマエノロイ』が、今回新曲を加え、プレス版にて再発。 
              楽曲は、完全なスタジオ一発録音である1〜3曲目、4曲目に、今年の夏に発表された「ひぐらし」ライブ録音を新たに収録。 
              納豆(bass)の脱退という危機を迎えたぐしゃが、翌年新ベーシストに裏を迎え制作した初の作品である。 
            1曲目『ノロイ』は、美しく静かなイントロから始まり、綺麗な歌メロをへヴィなサウンドにのせたかと思うと、突然キャッチーなサビに転調する等、プログレ的要素を含む。続く『オマエ』は、ポップなイントロから一転、情念渦巻くサビ、重低音の効いた攻撃的な行進曲へと続き、曲調が2転3転する。3曲目『オマエ?』は『オマエ』の別バージョン。こちらはうねるというより、グニャグニャでサイケデリックな楽曲である。4曲目、『ひぐらし』は、静かで、緊張感が張り詰めるサウンドと弱々しい呟きが臨界点に達するや、激しい轟音が鳴り響き、呟きは悲痛な叫びに変わり、聴く者の胸を深くえぐる。 
              一見シンプルで単純な構成にも見える曲だが、このような構成でここまで凄みを出せるバンドはガールズバンドでは希有はないだろうか。 
              印象的なジャケットは、漫画家・駕籠真太郎氏によるもの。 寄稿 リ・コウジ(俳優/探偵ファイル記者) 
               
              ■CD取り扱い店舗■   
              diskunion、高円寺円盤、高円寺チョコレートチワワ 
              御茶ノ水ジャニス、中野タコシェ 
              西新宿エレクトレコード 
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